臨床心理科

当センターの臨床心理科について

 発達障害や心理的課題を抱えたお子さんに対して、公認心理師(臨床心理士)が発達検査や知能検査を実施し、発達の課題に応じた療育的な関わりや心理療法、面接相談等の支援を行います。
 また、脳血管障害等により高次脳機能障害等を抱えた方に対し、認知の特性等を見ながら、生活面での工夫や気持ちの整理等の支援を行います。

(注)公認心理師(臨床心理士)が、お子さんの発達障害や心理的課題、高次脳機能障害等の方の日常生活や職場での困りごとについて相談に乗るもので、心の症状や病気を専門とする医師が心の病気そのものの治療を行う精神科や様々なストレスが要因で身体に症状が現れる症状を扱う心療内科とは異なります。

小児の発達相談

 言葉の遅れや人との関係性が育ちにくい、落ち着きがない等、発達上の課題を抱える幼児について、公認心理師(臨床心理士)が知能検査や発達検査、行動観察等を行い、発達の評価を行った上で、発達の課題に応じた療育的な関わりを行うとともに、定期的に発達の再評価も行います。
 必要に応じて、就学前の幼児を対象としたグループ指導等も行います。
 ご家族に対しては、関わり方の工夫や困った行動への対応策等の相談支援も行います。
 また、様々な学校生活上の困難さを抱えた小中学生等の相談に対して、知能検査等の心理検査や心理療法、面接相談を通して、本人と家族への支援を行います。
 必要に応じて、子どもたちがスムーズに集団生活が送れるよう、保育園、幼稚園、学校等との話し合いを行います。

成人患者の心理相談

 公認心理師(臨床心理士)が、脳血管障害等により高次脳機能障害等を抱えた方に対し、認知の特性を見ながら、日常生活や職場での困りごとへの対処法を一緒に考えます。
 また、現在の状況や今後のことについて、気持ちを整理するお手伝いや、生活する上でのアドバイス等も行います。
 ご家族からのご相談もお受けします。

(注)「成人患者の心理相談」は、新型コロナ感染症対策のため、現在、休止中です。

施設の様子

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