リハビリテーションとは
リハビリテーション医療は、さまざまな病態、疾患、外傷などにより生じた機能障害を回復し、残存した障害を克服しながら人々の活動を育む医療です。社会の高齢化が急速に進んだ現在では、リハビリテーション医療の対象者は、乳幼児から高齢者まですべての年齢層に広がり、対象の疾患や障害は、運動器障害、脳血管障害、摂食嚥下障害、小児疾患など幅広い領域に及んでいます。また、多くの専門職がチームとなって患者・家族・リハビリテーションの目標を支援する、「チーム医療」が大きな特徴です。当センターのリハビリテーションスタッフは50名以上、その他の専門職も手厚く配置し、マンパワーをかけた体制となっています。チームをまとめるリハビリテーション科専門医は、病院に3名在籍しています。
リハビリテーション部のご案内
リハビリテーション部では、入院及び外来患者に対し、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を集中的に行い、心理療法を行う心理士との連携も行っています。回復期リハビリテーション病棟では日曜祝日を含めた「365日リハビリテーション」を「セラピスト10か条」の実践のもと多職種連携で行い、入院患者の早期回復・在宅復帰を目的としてリハビリテーションを提供します。外来では、脳性麻痺などの小児患者の理学療法・作業療法、発達障害児に対する作業療法、言語聴覚療法を心理療法と連携して行います。
